時計修理の最後の砦 ER時計修理サイト

  • お電話でのお問い合わせ
    0800-500-4146
    電話受付時間:平日9時~17時 ※お電話が繋がりにくい場合は、メールでお問い合わせください。
  • 各店舗へのお問い合わせ
  • 【御徒町本店】
    03-3835-2592
    [営業時間]平日9時~19時/土曜9時~17時(日・祝日定休)
  • 【府中店】
    042-319-2050
    [営業時間]10時~19時
    ※武蔵府中ル・シーニュに準ずる
  • 【新川崎店】
    044-589-6225
    [営業時間]10時~19時(水・日定休)
    ※14:30~15:30は休憩時間
  • 【本川越店】
    049-298-7572
    [営業時間]10時~21時
    西武本川越ぺぺの定休日に準ずる
  • 【大阪四ツ橋店】
    06-6536-0330
    [営業時間]平日10時~18時(土日・祝日定休)

時計修理・
メンテナンスのコラム

【腕時計の金属ベルト(バンド)から臭いがする!?】二つの対処法と洗浄サービス

腕時計を長く付けていて、臭いが気になったことはないでしょうか。せっかくの高級腕時計も、嫌な臭いがしたのでは台無し。高級腕時計は、クールでスマートに使いこなしたいものです。
腕時計に付着した汚れは臭いだけでなく、時計そのものを劣化させてしまう恐れがあります。クリーニングに出さずにそのまま使い続けていると、汚れが錆に変化して取り返しのつかないことになってしまいかねません。そこで、今回は腕時計の臭いの原因や対処法について詳しく解説していきます。腕時計を清潔な状態に保つための方法や、大切な腕時計の寿命を延ばすための方法を覚えておきましょう。

手首が臭う原因は腕時計?金属ベルトの腕時計は皮脂汚れや雑菌が臭いのもととなる

革製のベルトは革の内部に汗や皮脂が染み込んで細菌やカビが発生し、強烈な悪臭を発することがあります。悪臭が出ないよう、手入れを欠かさないようにしましょう。これに対して金属製のベルトは、細かい隙間に汗が染み込み、皮脂汚れや雑菌が繁殖しやすくなります。定期的な洗浄を行わずに長時間腕に付けたままにしていると、雑菌やカビが発生して嫌な臭いが発生してしまうのです。臭いだけでなく、皮脂汚れは金属に錆を発生させるので、こまめなお手入れが必要です。

革製・金属製いずれのベルトも、汚れを定期的に洗浄することで臭いを防ぐことが可能です。とはいえ、あまりにも臭いや汚れが目立つベルトは時計本来の美しさを損なってしまう可能性もあるため、場合によっては買い替えもおすすめをします。
また、時計を付けっぱなしにするのではなく、時々外して通気性の良い場所に置いておくことも、臭いを抑える対策になります。例えばデスクの隅に、腕時計専用の置き場所を設けておくと良いでしょう。最近は時計をきれいにディスプレイするホルダーも出ています。

自宅でできる時計の臭いを消すための二つの対処法

汚れが落としやすいうちに、腕時計を日々の手入れで清潔に保つ

腕時計の臭いを予防するためには、まず日頃から簡単なお手入れをするように心掛けてください。
最初に、防水性がある時計かどうか確認してください。防水性があったとしても、直接水洗いは絶対禁止です。
ここでは腕時計のバンドに使用されている、革と金属の素材に合ったお手入れ方法を解説します。

革製のバンド

革製のバンドは汗などの水分や直射日光に弱いため、お手入れ不足は臭いだけでなく劣化の原因にもなります。汗をかいたとき、お手洗いなどで濡れてしまったときなどは、速やかに吸水性の高い乾いた布などで拭きとるようにしましょう。湿ったままにしておくと、雑菌が繁殖して嫌な臭いの原因になります。たとえ耐水性のある腕時計でも、できるだけ濡らさないように使用することが重要です。

時計を腕に付けっぱなしにするのではなく、定期的に風通しの良い場所に置くようにしましょう。くれぐれも車のダッシュボードなど、直射日光が当たる場所には置かないようにしてください。革の劣化や色あせの原因になります。

革製のバンドを洗う場合は、塩素系や酸素系の洗剤ではなく中性洗剤を使用してください。時計本体からバンドだけを取り外して、中性洗剤を少量溶かしたぬるま湯に1時間ほど浸けておきます。このとき、強く擦って洗わないようにしてください。ひとりでに、革から汚れが出るのを待ちましょう。
汚れがぬるま湯に溶け出してきたら、すすいで乾いた布やキッチンペーパーなどで水分を拭き取りましょう。風通しの良い日陰で、1~2日間ほど乾燥させます。このとき、直射日光に当てないように注意してください。直射日光に当てると、革の変形や劣化の原因になります。乾燥したら、革専用のクリーナーで磨いて革の表面をコーティングしましょう。

金属製のバンド

腕時計のバンドには、ステンレススチールが多く使用されており、さまざまなランクの種類に分けられています。

金属製のバンドに汗や皮脂が染み込むと、雑菌が繁殖して臭いの原因になります。使用されているステンレスのランクにもよりますが、汗や皮脂が酸化して錆の原因になることもあるでしょう。汗や水しぶきで濡れた場合には、吸水性の高い布などで拭き取るようにしてください。また、バンドの細かい隙間は皮脂や垢が溜まりやすいので、定期的にお掃除することが大切です。

金属製のバンドを洗う際は時計本体から取り外すか、取り外せない場合は時計本体をラップで包んで水がかからないよう注意しながら、中性洗剤を付けた歯ブラシなどで優しく洗ってください。洗った後は乾いた布で水分を拭き取ってから、日陰の風通しの良い場所で乾燥させます。一見乾いているように見えても奥の方に水滴が残っていることがあるので、時間をかけてしっかり乾かしてから使用しましょう。

日頃のお手入れに便利なアイテムのご紹介

大切な時計を拭くときには、「HELI マイクロファイバークロス」がおすすめです。超極細繊維により、小さなほこりなどを逃さず拭き取ることが可能です。使用後はぬるま湯で軽く手洗いして乾燥させることで、何度でも使用可能です。

また、数回吹き付けて数分置くだけで、細かい隙間の汚れがきれいに落とせる「HELI 腕時計 メタルブレスレット クリーナー」もおすすめ。強い洗浄成分や研磨材を含んでいないため、素材を傷めることなく気軽に使えます。

眼鏡やアクセサリーも洗浄できる「超音波洗浄機」で腕時計のベルトを洗浄する

より効果的に臭いを消す方法として、眼鏡やアクセサリーなども洗浄できる家庭用の超音波洗浄機をご紹介します。歯ブラシなどで地道に洗浄するのも一つの方法ですが、時間に対して洗浄効果が薄いという意見が少なくありません。超音波洗浄機を使えば、ベルトの奥の方の歯ブラシなどでは取れない皮脂汚れなどもきれいに洗浄することが可能です。

時計のベルトを洗浄する場合は、時計本体からベルトを取り外してください。ベルトを外す際には「バネ棒外し」という専用の工具を使用します。「バネ棒外し」は時計の型に対応したものを使用するようにしましょう。ベルトの外し方は簡単です。まず時計のバンドを止めている「バネ棒」の片側に「バネ棒外し」の先端を差し込んで、伸縮する「バネ棒」を縮めます。すると、「バネ棒」と一緒にベルトが時計本体から外れるはずです。
なお、ロレックスなどは傷が付かないように開けるための専用工具がありますので、ご注意ください。
時計の扱いに慣れていない方には、「両つかみ式バネ棒外し替先セット」がおすすめです。片方ずつではなく、両方のバネをつかむ方法のため、ケースに傷が残りません。
時計からベルトを外したら、超音波洗浄機の中に水と洗剤を入れてベルトを沈めます。あとはふたをして、洗浄時間をセットしてスイッチを入れるだけ。
五十君商店のオリジナル新商品「超音波洗浄機」である「IGM ホームソニック 家庭用超音波洗浄器 最大容量750ml/5段階タイマー機能 CD-7910B」はふたが透明になっているので、ベルトの奥の方から汚れがどんどん掻きだされていく様子が観察できます。

家庭用の超音波洗浄機はさほど高価ではありません。時計だけでなく眼鏡やさまざまなアクセサリーの洗浄にも利用できるので、1台あれば大変便利なアイテムです。

弊社「五十君商店」では、さまざまなケア用品を扱っております。詳しくは以下のサイトをご参照ください。

>ケア用品一覧 老舗五十君商店直営のネットショップ「ユーマルシェ」

安心専門店の洗浄サービスを利用!自分でお手入れするよりも腕時計のクリーニングもプロにお任せ!

安心できるお店なら腕時計の洗浄も時計修理技能士にお任せできる

大切な時計を自分でお手入れするのに不安がある場合は、プロの時計修理専門店に任せましょう。時計修理専門店であれば、時計について熟知したプロの時計修理技能士が洗浄するので安心です。自分で行う洗浄では取れなかったバンドの奥にある皮脂汚れやホコリ、垢、臭いなどまできれいに洗浄してくれます。その場合は、劣化した裏ぶた用ゴムパッキンの交換や消費電流の測定・調整などプロだからこそ対応してもらえるサービスを受けられる可能性も。

ちなみに、時計のクリーニングは時計の外部の洗浄であり、内部の洗浄も定期的に行う必要があります。時計内部の洗浄は「オーバーホール」と呼ばれますが、このオーバーホールについても少し解説しておきましょう。

腕時計内の洗浄も!長く使用したい腕時計のメンテナンスは定期的に行おう

時計を長持ちさせるためには、3~5年に1度を目安としたペースで時計のオーバーホール(分解掃除)が必要です。行わなければ、時計は機械仕掛けで動いているため、長年動き続けているとパーツが摩擦によって摩耗したり、潤滑油が枯渇したりします。故障などを起こさないよう、定期的にオーバーホールを行うことが大切です。

オーバーホールは時計を分解して部品を全て洗浄。壊れているものは交換して組み直します。時計は一般的なもので数百種類、多い場合は数千種類もの部品で構成されており、これらの細かい部品を全て分解・テストして組み直す作業がオーバーホールです。
膨大な作業を要するオーバーホールは、当然ながら時間がかかります。丁寧に時間をかけてオーバーホールを行ってくれる時計修理店に、大切な時計を任せるようにしてください。短期間でのオーバーホール実施をうたう業者もいますが、質の面から注意が必要です。

では、どのような時計修理店が信頼できるのか。選び方のポイントとして、歴史のある老舗時計修理店であること、業界内で評判が高く難しい修理を引き受けていることが挙げられます。また、部品の供給が終了している場合もあるため、その際に工房で部品を作る技術力がある時計修理店は安心できるでしょう。あるいは、さまざまな時計ブランドの修理マニュアルが揃っていたり、世界中の時計ブランドや時計修理店とネットワークで結ばれていたりといった点も、信頼できる時計修理店の条件です。
「五十君商店」は、こうした条件を全てクリアしています。渋谷区宮益坂で五十君時計材料店として昭和5年に創業され、現在では月1万件以上という日本屈指の時計修理数を誇る老舗です。また、部品卸としてスタートした「五十君商店」は、部品調達のネットワークが世界中に張り巡らされています。そのため、ほとんどのパーツが入手可能です。もし入手できない部品があれば、五十君商店内の時計修理工房でゼロから製造。ブランドの腕時計はもちろんのこと、マニュアルのない古いアンティーク時計なども修理可能です。

きれいで清潔な腕時計を

腕時計の臭いは、皮脂や汚れに雑菌やカビが発生することで起こります。
自宅で行える腕時計の臭いを消す対処法は二つあります。
革製のバンドの場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけて1時間程放置し、日陰でよく乾燥させること。金属製のバンドの場合は、中性洗剤などを使って歯ブラシなどで洗浄をすることです。また、腕時計の洗浄には「超音波洗浄機」の使用もおすすめです。
しかし、自分で洗浄する自信がない方は、プロに任せた方が安心です。プロであれば、外側の洗浄だけでなく、時計の中の洗浄(オーバーホール)も定期的に行うことが必要になるからです。オーバーホールは信用できる時計修理店に依頼しましょう。

時計のクリーニングやオーバーホールは、弊社(五十君商店)のように高い技術を持つプロが対応している時計修理店での実施がおすすめです。弊社は創業80年以上という老舗の時計修理店。月間約1万本以上の時計修理実績があるので、安心して大切な時計を任せることができるでしょう。腕時計をずっと大事に使い続けたい方、信頼できる時計修理店を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

▼「五十君商店」はコチラ

コラム トップに戻る

最近の投稿

人気記事

コラム トップに戻る

こちらのコラムも
よく
られています

コラムカテゴリから探す

ONLINE STORE

時計の工具やケア用品も
五十君商店にお任せください!

五十君商店は時計修理・部品工具販売の卸売りとして創業したため、世界中に調達ルートを
確保しています。時計を知り尽くした五十君商店が厳選するアイテムで、時計を長く大事にお使いください。

CONTACT お電話、メール、LINEで
お気軽にお問い合わせください。