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時計修理・
メンテナンスのコラム

【オーバーホールの期間】大切な時計のメンテナンスのタイミングとかかる期間

お気に入りの高級腕時計は、一生付き合える愛着ある一品にしたいもの。定期的なオーバーホールをするなど、こまめにメンテナンスをして手をかけると、いつまでも使い続けられるのが腕時計の良いところです。しかし、どの時計修理店に依頼すればいいのか、分からないという方も多いでしょう。
費用の安さ、期間の短さにひかれて依頼したばかりに、愛着のある高級時計が台無しになってしまった…。そんな事態だけは誰しも避けたいはず。

ここでは、オーバーホールに出すタイミングはいつがいいのか、期間はどのくらいかかるのかほか、信頼できる時計修理店を見極めるポイントについて詳しく解説していきます。信頼できる時計修理店で、オーバーホールを含めたメンテナンスを定期的に行うことで、大切な高級時計の価値をさらに高めることができます。

機械式時計のオーバーホールにかかる期間は約2週間

オーバーホールって何?大切な時計を守るために必要な分解掃除

オーバーホールとは、車でいうと車検のようなもので、時計を長く使い続けるために定期的に行う分解掃除のことを指します。
腕時計は、動力として電池を用いる「クォーツ式」と、動力としてゼンマイを用いる「機械式」の大きく2つに分かれますが、どちらもオーバーホールが必要といわれています。

腕時計の中には、100を超える小さなパーツが入っており、使い続けていくうちに摩耗したり、劣化したりして正常に動かなくなります。具体的には潤滑油が切れて金属が摩耗したり、錆の原因になったり、長く放置して潤滑油が凝固し時計が動かなくなったり。あるいは、ゴムパッキンが劣化して防水機能が低下するといった不具合なども生じてきます。そういった不具合を防止するためには、定期的なオーバーホールが必要です。オーバーホールによるパーツの洗浄や新しい潤滑油の補充、調整、場合によっては不良部品の交換といった作業を経ることで、愛着のある時計をいつまでも使い続けることができます。

一回のオーバーホールにかかる期間と作業の質との関係に注目

短期間でのオーバーホールをうたう時計修理店もありますが、時計のオーバーホールにかかる期間は約2週間です。
なぜそんなに時間がかかるのだろうと思う方もいるのではないでしょうか。
腕時計は、シンプルなものでも100以上のパーツ、複雑なものだと1000以上のパーツで構成されています。
オーバーホールを行うときは、時計の中にあるパーツを全て分解して超音波洗浄し、時間をかけてさまざまなテストを行います。さらに、テストを終えたパーツには潤滑油を差し、調整と組み立てを行っていきます。この作業は1/100mm単位、場合によっては1/1000mm単位という非常に細かい調整を要する作業です。しかも、分解掃除直後の時計と数日経った時計とでは、精度にも変化が現れるため、落ち着くのを待ってから再度調整を繰り返します。

弊社「五十君商店」では、見積もりを出すのに2週間程度。オーバーホール・修理のGOサインをいただいてから洗浄、調整を行い、場合によってはパーツをメーカーから取り寄せ、交換作業を行い、組み立てが完了するまでに見積もり期間を合わせ最低でも1カ月。長い場合は1カ月半ほどかかることもあります。部品を一から作るイレギュラーケースでは2カ月以上かかることも稀ではありません。
弊社のイレギュラーな事例をご紹介すると、アンティークロレックス(246496)のオーバーホールで行った、オシドリの新規作成などがあります。時計がアンティークであるため、交換部品が生産されていないため弊社で新規に部品を作成しました。このオシドリの作成だけで約4週間かかります。

なお、オーバーホールだけであれば、お問い合わせから約一カ月でご対応が可能です。
安心して時計を預けていただくためにも、どんな些細なことでもご相談ください。

>ご不安なことがありましたら、お見積もりフォームからご依頼・ご相談を!

このように、オーバーホールの作業自体とても根気がいる仕事であり、時間がかかるものだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

短期間でのオーバーホールをうたっている時計修理店もありますが、作業の質という点から、おすすめできません。愛着のある大事な時計は、たっぷり時間をかけて丁寧にオーバーホールを行う、熟練した職人のいる時計修理店にお任せください。

機械式時計のオーバーホールに最適なタイミングは3~5年に一度。使用状況によってタイミングは変わる

初めてのオーバーホールはいつ出す?メンテナンスのタイミング

贈り物としてもらったり、自分へのご褒美として購入したり…。時計の入手背景は人によってさまざまです。しかし、いずれの場合でも、オーバーホールのタイミングが分からないのでは不安でしょう。ここでは、購入して初めてオーバーホールに出すタイミングについて解説します。

取扱説明書には、何年に一度と書いてあったとしても、時計の使用状況によってオーバーホールに出すタイミングは異なりますが、一般的には、機械式時計の場合は3~5年、クォーツ式(電池式)の場合は4年といわれています。

ただし、購入後そのまま使用せずに時計収納ボックスなどに入れたままにしているケースでは、オーバーホールに出すタイミングに注意が必要です。
機械式時計もクォーツ式時計も、時計内部のパーツが摩擦を起こさないように潤滑油が塗られています。長い間使わずに時計を放置すると、潤滑油が劣化して凝固する恐れがあるため、長期間放置した時計は、使用する前に時計修理店でオーバーホールに出すことをおすすめします。
また、クォーツ式の場合は、使用せず放置していると電池が液漏れを起こすことがあります。液漏れは時計内部へ深刻なダメージを与えるため、使用しない場合は、電池を取り外すようにしてください。

使用状況が過酷な場合は短期間での点検が必要。

一般的にはオーバーホールに出す頻度は、機械式時計で3~5年に1度、クォーツ式で4年に1度とされていますが、過酷な使用状況の場合は短期間での点検が必要となります。
日常生活の中での過酷な使用状況としては、通勤や通学時にいつも腕時計をつけている場合が挙げられます。いつもつけていると、磁気の影響や外気温の寒暖差などでダメージを受けやすくなります。また、時計をつけたまま顔を洗ったり、汗や雨で時計が塗れたりした場合なども、過酷な使用状況といえるでしょう。このような使用状況下にある腕時計は、一般的な時計のタイミングよりも少し繰り上げて、早めにオーバーホールに出すことをおすすめします。

さらに過酷な時計の使用状況として、腕時計をつけたままで釣りをしたり、海やプールで泳いだりといった状況が考えられます。アウトドア活動では、寒暖差や風雨に当たる過酷な状況が生じるため、このようなケースでも、早めにオーバーホールに出すようにしてください。
スキューバダイビングなどで使用するダイバーズウオッチも、こまめなオーバーホールが必要です。適切なタイミングでオーバーホールに出すことが、腕時計の寿命を伸ばす最善策といえます。

弊社「五十君商店」では、オーバーホールの無料お見積もりを承っております。

>時計修理・オーバーホールのお見積もり依頼はこちらへ

オーバーホールを任せられる時計修理店の選び方

技術の高い時計修理店の条件とは?

ここからは、どのような時計修理店に大切な時計のオーバーホールを任せるべきか、見極めるためのポイントについて解説していきます。オーバーホールは「技術の高い時計修理店」に任せることが重要です。ではいったい、そんなお店を見極めるためのポイントはどこにあるのでしょうか。

「技術の高い信頼できる時計修理店」とは

  • ・お客様に長く愛されている老舗の時計修理店
  • ・技術力が高く、難しい修理の依頼を業者から依頼されることもある
  • ・現在は生産されていないアンティーク時計の部品を一から作り出せる熟練の技術者が在籍している
  • ・専用の修理室を備えている
  • ・設備(防水試験機、各種検査機、大型の金庫など)が整っている
  • ・清潔感のある白衣を着た技術者がいる
  • ・修理室が明るくて清潔感がある
  • ・各時計ブランドのサービスマニュアルがそろっている

オーバーホールは、時計内部の100以上の部品を全て分解して洗浄し、組み立てる作業です。作業中は一瞬たりとも気が抜けず、高い技術力が要求される作業です。時計を長く愛用するために、オーバーホールを依頼したのに、不具合が出てしまったという事態だけは避けたいもの。そのためには、熟練の職人が在籍している時計修理店を選ぶことが重要です。熟練の技術者がいるかどうかはどうやって見極めたらいいのでしょうか。
そのポイントは、その時計修理店の歴史に目を向けることです。顧客からの厚い信頼を長年集めてきた老舗の時計修理店であれば、愛用の時計を安心して預けることができるでしょう。

チェックポイントで見る!安心して任せられる時計修理店の選び方

先ほど紹介した「技術の高い時計修理店」の条件をもとに、信頼できる時計修理店を選ぶためのチェックポイントをご紹介します。

  • □ 過去の実績がある老舗店であるか
  • □  熟練の技術者が在籍しているか
  • □ 世界各国の部品を幅広く取り寄せることができるネットワークがあるか
  • □ ブランドごとの違いを理解して修理に取り組めるか
  • □ 古い時計の知識があり、難しい修理もこなせる修理店か
  • □ 部品の供給が終了してしまった時計の修理に対応できるか
  • □ 専用の修理室を備えているか
  • □ 修理のための設備が整っているか

弊社「五十君商店」は、昭和5年、渋谷区宮益坂に五十君時計材料店として開業した創業88年となる老舗の時計修理店です。部品卸としてスタートし、スイスをはじめとする工具メーカーの代理店を務めながら、40年前から時計修理に携わってきました。月間時計修理数が1万件以上という、日本屈指の実績を誇ります。

弊社の特徴は、部品卸としてスタートした時計修理店であるため、部品調達のネットワークが世界中に張り巡らされている点。各時計ブランドのマニュアルを取りそろえており、ブランドものの腕時計はもちろんのこと、マニュアルが存在しないアンティークウオッチの修理も行っています。
また、古い型式の時計では、部品供給を終了してしまっていることもあるでしょう。そうした時計の修理では、時計理論に基づいた金属素材の選定と設計を行い、ゼロから部品を製作しています。

>五十君商店のオーバーホールを詳しく知りたい方はこちら

豊富な修理実績とお客様からの信頼、充実した設備、そして熟練の技術。五十君商店ではお客様に安心して大切な時計の修理をお任せいただける、十分な体制を持って日々取り組んでいます。

オーバーホールは信頼できるプロへ依頼を

時計のオーバーホールについて、詳しく解説してきました。オーバーホールにかかる期間は見積もり期間も含め1カ月程度ですが、パーツの取り寄せや一からパーツを作るなど、イレギュラーなケースでは2カ月以上かかることがあります。膨大な数のパーツを全て分解して組み立てるのは1/100mm、場合によっては1/1000mm単位の細かい作業のためとても時間がかかるもの。逆に「短い期間でオーバーホールが行える」などとうたう業者には注意が必要です。

なお、オーバーホールに最適なタイミングは機械式時計では3~5年に一度。しかし、腕時計の使用状況に応じてオーバーホールのタイミングは異なります。特に長期間使用せずに放置している腕時計は注意しましょう。
そして時計を使用する状況によっても、オーバーホールに出すタイミングが変ってきます。常に時計をつけて通勤・通学していたり、時計をつけたまま顔を洗っていたりするなどでは、早めのタイミングでオーバーホールに出すことが必要です。気になる方は、まず無料の見積もりに出すようにしてください。

オーバーホールは、技術の高い時計修理店に任せるようにしましょう。見極めるポイントには、歴史のある老舗時計修理店であることや各時計ブランドの修理マニュアルがそろっていること、パーツを取り寄せるネットワークが世界中に張り巡らされていること、供給が終わっているパーツを一から作り出す技術力があることなどが挙げられます。
弊社(五十君商店)は創業80年以上の歴史を持つ老舗時計修理店であり、業界屈指の実績と信用度を誇ります。腕時計のオーバーホールを検討している、あるいは信頼できる時計修理店を探している方は、ぜひ弊社のオーバーホールをご検討ください。

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